メールマガジン「事業用自動車安全通信」第687号(R4.12.9)のご案内

国土交通省から公表されておりますメルマガ情報の結果、令和4年12月9日(金)のメルマガにおける事業用トラックが関係する飲酒運転事案(物損事故等を含む)は、添付ファイルのとおりとなっています。

発生件数は、12月1日時点「15件」(対前年同月比-5件)と、昨年と比較すると減少傾向にはあるものの、依然として飲酒運転は根絶には至っておりません。※15件中「大型トラック」の飲酒事案13件(87%)、「中型トラック」2件となっています。

また、大型トラック13件中、うち9件は他県で飲酒運転が発覚しています。

国土交通省に対しては、以下のことを情報提供いただき、飲酒運転根絶に向けた対応を検討するよう要請しているところです。

・大型車の飲酒がほとんどであり、長距離運行などの折での「飲酒」が想定され、

・当該飲酒ドライバーの勤務形態(泊り仕業等)や、日頃の指導監督状況とあわせ、

・飲酒事案の発覚時刻と、点呼実施時刻との関係や、飲酒ドライバーの飲酒時刻を正確に把握し、

・また、年齢や、ドライバーとしての経験年数などを踏まえ、

・どのような飲酒防止対策が必要で、実効性ある再発防止となり得るのか検討が必要不可欠。

現在、「飲酒運転の根絶」を第1番目の項目として挙げている「第62回正しい運転・明るい輸送運動」(11月16日~令和5年1月10日)が展開されており、12月10日からは国の「輸送安全総点検」が展開されています。引き続き、飲酒運転根絶に向けた取り組み方どうぞよろしくお願い致します。

事業用トラックの直近3ヶ年(R2~R4)における飲酒事故の推移

事業用トラックの直近3ヶ年(R2~R4)における飲酒事故の推移 (2)